「速達」とは?
「速達」とは、追加料金を支払うことで、普通郵便よりも速く配達するサービスのことを言います。普通郵便が配達局に朝以降に到着した場合、翌日配達となるのに比べ、「速達」の場合は翌日回しにならず、15時までの配達局到着であればその日のうちに配達されます。
「速達」の追加料金
郵便物(手紙・はがき) | |
---|---|
250gまで | +290円(基本料金に加算) |
1kgまで | +390円(基本料金に加算) |
4kgまで | +660円(基本料金に加算) |
ゆうメール | |
+330円(基本運賃に加算) |
参照元:日本郵便
「速達」の表示方法
速達郵便物には表面の右上部に朱色の横線(横に長い郵便物にあっては、右側部に朱色の縦線)を明瞭に施す必要があります。
引用元:「速達」や「親展」の文字色について
画像:「速達」や「親展」の文字色について
【速達2種類の表示方法】
- 「速達」の文字を朱記または朱色のハンコを押し、通常料金+速達料金分の切手を貼れば送ることが出来ます。
- 「速達」の文字を入れなくても既定の場所に朱色の線を引いておけば速達扱いで送ることが出来ます。
「親展」とは?
「親展」とは、「宛名人本人に開封してほしい」という送り主の希望を指します。
「親展」に含まれる内容はプライバシーにかかる内容が多いと推察できるため、仮に同居の家族であっても開封しないのが一般的です。
※仮に親展封筒を宛名本人以外の人が開封したとしても、特に罪に問われるということはありません。
「親展」の追加料金
「親展」として送る場合に特別料金がかかるということはありません。
ただし、速達・簡易書留・書留など、普通郵便以外の手段をとる場合は、その送付方法によって料金は変わるため、詳しくは窓口で確認してください。
「親展」の表示方法
左下に書いておきましょう。ただし、黒色の小さな字で書けば気づかれない可能性があるので、大きな字で目立たせるようにします。赤字にしたりスタンプを押したりするのもOK。とにかく目につくようにしましょう。
引用元:親展の位置は?封筒の宛名や住所の書き方とマナー
画像引用元:封筒に書かれている「親展」の意味は?間違って開けてしまったときの対処法も解説!
【親展の表示方法】
- 縦書きの場合・・・宛名の左下に縦書き
- 横書きの場合・・・宛名の右下に横書き
※厳密なルールが存在するわけではありませんので、宛名付近に分かりやすく明記しましょう。
ポイントは、赤字で「親展」の文字と、四角い枠を書くこと。
これさえ押さえておけば、しっかりと発送されます。
まとめ
今回は、「速達」「親展」の料金と表示方法についてご紹介しました。
この他、『請求書在中』『パンフレット在中』など『〇〇在中』など中身を知らせる記載があるとより親切です。受取人が、封筒を開ける前に『何が入っているか』が分かるので、至急開けるべきか、後ほどでよいのか、と心積もりができるでしょう。
また、請求書や招待状、事業報告書、認定書など、文書自体に受取人が記載されている文書を送る際には「信書」で送ると良いでしょう。
内容によって送り方を工夫し、確実に受け取り手に届くようにしましょう。