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透明封筒(OPP・CPP)DMを定型サイズで郵送する時の注意点

DMを透明封筒で郵送する時の注意点

透明封筒でDMを郵送する場合は、封筒の大きさと一致する封入物を封入し封筒全体が透明にならないようにします。
隙間が出来て透明部分が出てしまうと、定形サイズなのに定形外郵便の扱いとなってしまいますので注意しましょう。
定形内の透明封筒を定形郵便として出す方法を透明封筒の形状ごとにご紹介します。

封筒全体が透明の場合


画像引用元:DM封筒で最適なのは透明ビニール?紙?開封率や活用法を徹底比較!

  • 封筒の外側に印刷や宛名シールの貼付けることはせず、封入物に局印と宛名を印刷・貼付けしましょう。透明封筒の上から宛名シールを貼ってしまうと定形外郵便となってしまいます。
  • 封筒と封入物の隙間が1~2mm以下になるようにしましょう。
    A4用紙を3ツ折りにした封入物ではこの条件を満たせない為、別途で封筒と同サイズの紙を1枚入れることで定型サイズでの投函が可能です。

封筒表が一部透明、裏が全透明の場合


画像引用元:Amazon

封筒と封入物の隙間が1~2mm以下になるようにしましょう。
A4用紙を3ツ折りにした封入物ではこの条件を満たせない為、別途で封筒と同サイズの紙を1枚入れることで定型サイズでの投函が可能です。

2つ窓封筒の場合


画像引用元:Amazon

封入物が上下左右に動いても宛名用窓ではない透明窓を塞げるサイズにする。
常に封入物が宛名用窓以外の窓を塞ぐ必要があります。

透明封筒の種類と選び方

透明封筒には「OPP」「CPP」の2種類の素材があります。

OPP CPP
延伸ポリプロピレン 無軸延伸ポリプロピレン
しわになりにくく、水を通さず防水性にも優れている。両サイド(表と裏の境目)は非常に破けやすく、重量があるものの封入には不向き。チラシや送付状、二つ折りのパンフレットなど軽くて厚みのないものを封入する場合にオススメ。 引っ張っても避けにくい強度があるが、OPP封筒より透明度が低く、素材はポリ袋に近い。
厚みや重さのあるものを封入する場合に便利。

強度があり傷つきにくいCPP封筒の方が、1枚あたり2円程度高くなっています。
最も一般的に使われているのはOPP封筒で、透明度も高く、引っ張りによる変形も少なく、低コストで利用できるためおすすめです。
ただし、OPP封筒はフィルムの切れ目から裂けやすいために、重量のある内容物を送る場合には不向きです。
封入する内容物によってどちらを使用するか検討しましょう。

開封率の高い透明封筒


画像引用元:開封率が高い効果抜群のDM、低コストの透明封筒100円DM

DM(ダイレクトメール)において、紙封筒と透明封筒を比べた場合、一般的には透明封筒の方が開封率が高く効果的と言われています。
紙封筒は材質が透明封筒よりも高いのに加え、中身と封筒両方に印刷しなければならないためコストが高くなります。一方、透明封筒は中身だけ印刷すれば良いですし、材質も紙より低コストなためオススメです。

ダイレクトメール代行会社である株式会社メディアボックスが実験したデータでは、差出人のみを書いた紙封筒と、透明封筒に差出人とキャッチコピー等を書いたものでは、透明封筒の方が反応率が最大3.6倍アップしたそうです。

引用元:開封率が高いダイレクトメール封筒とは?材質・サイズ・仕掛けを解説

透明封筒を生かしたダイレクトメールを出しましょう

開封率の高い透明封筒ですが、中身が見えるという事を最大限に生かす為に魅力的なキャッチコピーや、インパクトのある見出しを手に取った時に目立つ箇所に入れるなど受取人に興味を引いてもらう事が重要です。
クーポン券を入れる場合は目につきやすいところに封入するのも効果的です。
少しでも開封率を上げる為にも透明封筒の特徴を最大限生かしたDM(ダイレクトメール)にしましょう。

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