ダイレクトメールとは?
画像引用元:ジャパンメール
「DM=ダイレクトメール」とは、企業から個人・法人あてに郵便で届けられる、商品案内やキャンペーンに関する広告、カタログやパンフレットのことを言います。
ダイレクトメールは、郵便以外にFAXや電子メールで送る場合や、SNSのTwitterやInstagramで個人宛に直接メッセージを送る場合に使用される言葉でもあります。
今回は、郵便ダイレクトメールについて解説していきます。
成功のための3つの方法
顧客へ直接アプローチできるダイレクトメールは集客や販売にとても有効な宣伝手法のひとつとして活用されていますが、ただ送るだけではその効果は得られません。
ダイレクトメールの無駄打ちによるコストオーバーを防ぎ、反応率※を高める方法をご紹介します。
※反応率とは、ダイレクトメールを送付した顧客のうち商品購入や問い合わせなど特定の行動(レスポンス)を起こした顧客の割合をいいます。
1.読み手に特別感を与える文章にする
自分ごとに捉えてもらう
読み手に特別感を与えるには、自分宛にきたダイレクトメールだと思ってもらうことが重要です。これにより開封率を高めるだけでなく反応率UPが期待できます。
例:会員様限定/〇〇が気になる方に/小中学生のお子様をお持ちのお母さま/日頃よりご愛好いただいている皆さまへ など
特定の顧客にのみ送付していることが分かるような文章を入れることで開封率を高めることが可能です。
特典をつける
読み手にとってメリットがあるダイレクトメールは開封率を高めることができます。特別感を演出する手段の一つとして特典をつけると良いでしょう。
特典の内容が読み手にとって魅力的であれば反応率も高まります。
例:割引券/クーポン/プレゼント/イベント招待/無料キャンペーン など
特典は読み手に特別感を与え、購買意欲を高める大きな起点となりますので、見やすく目立つ箇所に記載しましょう。
2.事前の計画をしっかりと
ダイレクトメールを作成する前に以下の内容を事前に計画しておくことで、一貫性のあるデザイン・文章を組み立てていくことができます。一貫性のあるダイレクトメールは読み手にとっても分かりやすい内容になるため、開封率が高まります。
ターゲットは誰か?
ターゲットを事前に絞り込んでおくことで、顧客に刺さりやすいデザイン・文章を構成することができます。
例えば、頻繁に来店してくれる顧客へ送るダイレクトメールと、一度きりの来店で終わっている顧客に送るダイレクトメールの内容は異なります。
ターゲットを絞り込み、それぞれに合った内容を送れるようにしましょう。
いつ送るのか?
いつ送るのかを明確にしておくことで、季節感のあるデザインにしたり、顧客のボーナス時期に最適なキャンペーン・セールなどを打ち出すことが可能です。
送るタイミングによって反応率は変わりますので、顧客の立場になってダイレクトメールを送る時期を設定しましょう。
ゴールは何か?
ゴールとは、ダイレクトメールを受け取った顧客に次に取ってもらいたい行動のことです。
来店が目的であれば、簡易地図を載せたり駐車場の有無などを記載する必要があります。
問い合わせが目的であれば、電話番号やWEBサイトQRコードなどを記載します。
読み手が次に行動を起こしやすいような構成にしてあげることで、反応率を高めることができますので、事前にゴールを設定しておきましょう。
3.発送について考えておく
自社で発送作業を行う場合とDM発送専門業者に依頼するのとでは作業にかかる人件費・工数が大幅に変わってきます。
DM発送業者に依頼すると、費用はかかりますが発送作業に必要な雑務を全て一括で任せることができ、結果的に人件費・工数のコスト削減に繋がります。
デザイン〜発送、印刷〜発送など作業ごとの依頼も可能ですので、複数のDM発送専門業者に相見積もりをして費用面・スピード面で納得できる業者を選んでおくと良いでしょう。
まとめ
デジタル化が一般的になった昨今においてもダイレクトメールは大変有効です。
さまざまな広告手段があるなかでダイレクトメールは未だ高い開封率を誇ります。
【広告開封閲覧率】
- LINE広告/約60%
- 紙ダイレクトメール/約57.7%
- メルマガ/約13〜30%
- Twitter広告/約1.51%
今回ご紹介したポイントを抑え効率よくダイレクトメールを作成し、反応率を高めていきましょう。