クロネコDM便の補償内容とは?
クロネコDM便は、基本的に補償を必要としない荷物を格安で発送できる配送サービスです。 但し、送料が格段に安い分、配達日時の指定は出来ませんし、破損や紛失、また遅配の際の補償も一切ありません。
万が一、荷物の紛失・破損などがあった場合は、運賃の返金もしくは、代替品の無償運送となります。
クロネコDM便で送れるもの
画像引用元:ヤマト運輸
クロネコDM便のサービス規格は、3辺の合計が60cm以内( 23cm~34cm × 11.5cm~25.9cm の大きさ、および 0.1cm~2cm の厚さ )かつ重さが 1kg 以内となります。
専用資材はございませんので、規格サイズ内であれば市販の包装資材でご利用可能です。
ポスト投函が可能なカタログ・チラシ・パンフレットといったダイレクトメールなど
ダイレクトメールは、場合によっては封も開けずに捨てられることもあるのですが、発送する側はそれを承知で送ります。
受領印が不要なクロネコDM便はそのまま捨てられても構わないカタログ・チラシ・パンフレットといったダイレクトメールに適しているでしょう。
クロネコDM便で送れないもの
クロネコDM便で送ることが出来ないものについては、禁止されている以下の品目、規定のサイズ・重量を超えるものとなります。
※クロネコDM便は、ヤマト運輸と契約した法人または個人事業主のみ利用可能です。
- 信書(お手紙・請求書等)
- 約款第一条で定めている荷物以外のもの
- 取扱サイズを超えるもの
- 郵便私書箱宛てのもの
- 発火性・引火性・揮発性のあるもの
- 毒物及び劇物類、銃砲刀類
- 複数の個人情報が内容物に含まれたもの
- 再発行が困難な受験票、パスポート、車検証類
- 再発行が不可能な原稿、原図、テープ、フィルム類
- 現金、小切手、手形、株券、有価証券、クレジットカード、キャッシュカード
- 法令の規定、公序良俗に反するもの、他の荷物に損害を及ぼす恐れのあるもの
- クロネコDM便約款で定めているもの
引用元:クロネコDM便
補償が必要な荷物を送る場合は別の配送法を選ぼう!
画像引用元:【クロネコDM便】の補償について
補償が必要な荷物を送る場合には、
などがありますので、荷物の形状や重量、また荷物そのものの価値などを想定した上で配送方法を使い分けましょう。
宅急便(責任上限30万円)
画像引用元:ヤマト運輸
宅急便の補償金額(責任限度額)は、宅急便1個につき30万円(税込み)までとなっています。配達料金は、配送地域とサイズによって異なります。
宅急便コンパクト(責任上限3万円)
画像引用元:ヤマト運輸
60サイズ未満の荷物を送る場合に適している宅急便コンパクト。
補償金額(責任限度額)は、宅急便1個につき3万円(税込み)までとなっています。
配達料金は、配送地域によって異なります。
ネコポス(責任上限3千円)
画像引用元:ヤマト運輸
ポストに投函できるサイズの荷物を送る場合に適しているネコポス。
補償金額(責任限度額)は、宅急便1個につき3万円(税込み)までとなっています。
配達料金は、全国一律で、数量などの諸条件に応じて価格が決まります。
※1個あたりの上限金額は385円(税込)
※ネコポスは、ヤマト運輸と契約した法人または個人事業主、個人間取引サイト(フリマ、オークション)を利用しているの個人が利用可能です。
まとめ
補償が必要のないダイレクトメールなどは、配送料が格安のクロネコDM便が最適です。
ただし、価格はヤマト運輸との契約時に交渉にて決定されますので、詳しくは以下コラムをご参照ください。
「クロネコDM便」の重量制限と料金。安く送るコツをご紹介。